私たちについて

私たち石見食堂は、イベント出店専門の飲食プロジェクトです。

人が減っているので、新しい企業や施設の出店も少なく、働き先がないため、仕事とを求めて若い人たちは出て行ってしまう…そんな連鎖が起きてしまっているのが現状なのです。

この現状に対して私たちは、関係人口を増やしていきたいと考えています。

関係人口とは、移住や定住はしなくても、「地域と関わり、応援する人たち」のことを言います。地域と関わりたいと思っていても、移住や定住となると、どうしてもハードルが高い…。そんな人たちは多いのではないでしょうか?

定住人口は増えなくても、関係人口が増えることによって賑わいが生まれる。私たちはそう信じています。

昔からこのまちに住んでいる方、このまちにU・Iターン移住をされた方、お仕事や旅行できた方etc…、そんな江津と関わりを持った方が、まず江津を知り、好きになることで関わりしろを増やしていきたいと考えています。

 

 

 

ー なぜベトナム料理なのか? ー
おしいしい!は国境を超えて繋がる

 

私たちが「ベトナム料理」を選んだのは、石見地方が抱える地域課題が関係しています。

この地域に住む若者は、高校卒業と同時に首都圏・近隣大都市へ進学・就職をするため、生産年齢人口と言われる働き盛りの人たちがすっぽり抜けてしまいます。

それを補うため、数年前から技能実習生制度を活用して、主にアジア圏から数百人の人たちが石見地方で働き、暮らしています。中でもベトナムからの実習生が多く、江津市と隣の浜田市で200人を超えています。

実習生の皆さんが快適に暮らせるよう、ボランティア団体がサポートを行なっていますが、その増加スピードに受け入れ体制が追いついていないのが現状です。

知らない国で暮らす実習生はもちろん、地域住民の方も、知らない人たちが急激に増えていくことに不安の声も上がっています。そこで私たちは、交流のきっかけに、地域イベントでベトナム料理を提供することにしました。

 

偶然にも、サバやイカ、トマトやゴウツパクチーなど、石見地方の豊かな食材は、ベトナム料理に使われるものがたくさんあるのです!

そこで出会った、生まれてから一度も海外旅行に出かけたことのない80歳のおばあちゃん。初めて、ベトナム料理「フォー」を注文してくれました。

山盛りのゴウツパクチーを見て、「これ爽やかな香りがする葉っぱだね」、そして、「ベトナム料理って、おいしいね!」と言ってくれたのです。

近所で見かけるベトナム人の若い子たちは、こういう料理を食べているのかと興味が湧いたようで、「今度スーパーでベトナムの子を見かけたら話しかけてみるわね」とと嬉しそうに話してくれました。

このことをきっかけに、「おいしい!」は国境を超え、新しい繋がりを生むのだなあと改めて気づいた私たちは、石見のおいしい食材×ベトナム料理で、住民と研修生のきっかけを作ることにしました。

 

ー なぜフェスに出店するのか? ー
地域のウチとソトどちらにもアプローチをしていく

FUJI ROCK FESTIVALは、新潟県苗場スキー場で開催されている日本最大級、世界でも有数の野外音楽フェスティバルです。今年で20回目を迎え、深い山の中で3日間、朝から夜まで音楽に浸ることができます。そんな非日常体験を求め、世界中から約120,000人が来場。出場アーティストも100組以上で、今年はあのレジェンド、ボブ・ディランがステージに登場するそんなフェスです!

そこでのもう一つの楽しみが、約100店舗が集結する飲食ブースです。日本全国から集まった美味しいグルメが集結し、来場者のお腹も心も満たしていきます。

私たちはこれまで、地元で飲食物の提供をしてきましたが、関係人口を増やすためには、地域のウチだけではなく、ソトにも私たちのコンセプト・想いを伝える必要があると思い、夢は大きく!とFUJI ROCK FESTIVALへの出店応募を決意しました。

しかし、応募はしたものの出店できるお店はほんのひと握りなのです。約100店舗のうち、今年の新規出店は10店舗のみです。その枠は、一度出店のチャンスを得ると、基本的にはリピート出店となるため、出店辞退がない限りは空きが出ないのです。

全国に数ある音楽フェスの中でも、FUJI ROCK  FESTIVALのブランド力は群を抜いているため、飲食イベント出店者憧れの的。公式情報はないが倍率は100倍を超えるとも言われています。

 

私たちは試行錯誤を重ね、熱い思いを伝えた結果…出店できる事が決定したのです!!

 

グルーヴ感!!!!! 魂が震える

石見地方には”石見神楽(いわみかぐら)”という伝統芸能があります。この石見神楽は、八調子、つまりロックと同じエイトビートを刻んでいるのです。石見地方の子供たちは、野球・サッカーと同じように神楽をこよなく愛して育ち、太鼓と笛のビートが身体に染みついているのです。この熱いグルーヴ感、FUJI ROCK FESTIVALのコンセプトと共鳴すること間違いなしです。